中部部会第47回研究会開催のお知らせ

文化芸術の重要な担い手であるアーティストを取り巻く環境を、「労働」をキーワードに考えます。
ディスカッションタイムでは、大いに語り合いましょう。

2026 年3 月21 日(土)
14 : 00~17 : 00
長久手市文化の家 講義室1

愛知県長久手市野田農201
 (リニモ・はなみずき通駅 徒歩8分、無料駐車場あり)

参加費:無料 (会員、非会員問わず)
定員:先着15名
申し込み:https://forms.gle/JQcxutbG2VPBTAxFA
3月15日(日)までにお申し込みください。
その他:終了後に名古屋市営地下鉄・東山線 藤が丘駅近辺にて懇親会を予定しております。

講演会

芸術性・創造性を帯びた労働をめぐる問題構造
—労働社会学からのアプローチ

社会のなかには、芸術家やアーティストなど、芸術性・創造性を帯びた活動を生業とする人びとがいる。彼らは不安定な
労働環境のなかに置かれることが多く、その活動を持続させるためにはさまざまな労働問題に向き合う必要があったが、社
会は彼らの活動を「労働」、彼らを「労働者」としてとらえようとはしてこなかった。本発表は、労働社会学的視角をとお
して、芸術創造の労働性をめぐる問題構造についていくつかの論点を提示する。

講演者プロフィール
中根 多惠(なかね たえ)

愛知県立芸術大学音楽学部准教授。博士(社会学)。専門は、労働社会学、社会運動論。個人化する労働社会の問題を研究テーマに、これまで外国人労働者や芸術家による労働運動の事例に取り組んできた。主な著書に『多国籍ユニオニズムの動員構造と戦略分析』(単著、東信堂)、『21 世紀の産業・労働社会学— 「働く人間」へのアプローチ』(共著、ナカニシヤ出版)、『消費と労働の文化社会学—やりがい搾取以降の「批判」を考える』(共著、ナカニシヤ出版)。

学会員研究発表

「札幌演劇界のチャレンジと葛藤 ~ 世代別インタビューを通して~ 」
発表者:閔鎭京(北海道教育大学)、梶田美香(名古屋芸術大学)、中根多惠(愛知県立芸術大学)

2009 年、民間の演劇関係者が中心となり、「100 人の演劇人が活躍する街」を掲げて「演劇創造都市札幌プロジェクト」 が発足した。昨年、組織体制を刷新し、現在はミッションを再定義すべき転換期を迎えている。本発表では、札幌演劇界の変遷を概観した上で、世代別インタビューを軸に、現場が抱える切実な葛藤や、生活と演劇活動のあり方の変容について考察する。(本研究はJSPS 科研費24K21343 の助成を受けたものです。)