バックナンバー 第11号~20号
第11号
巻頭論説
「実践アートマネジメント~地域公共ホールの活性術~」の出版について/竹本義明
研究論文
市民運営による音楽祭の意義 ―福岡古楽音楽祭にみる創造性の循環―/志村聖子
フランスの地方音楽祭はどのようにつくられるか ―ウィセンブール国際音楽祭を例に―/近藤のぞみ
多国籍企業の芸術家支援
フィリップ・モリス・アート・アワードの今日的意義/平田 雅
海外事例報告
シンガポールにおけるパフォーミング・アーツを中心とした芸術政策の変遷 ─ブランド戦略の確立へのプロセス─/伊志嶺絵里子
デジタル・インタラクティブスを用いた効果的なミュジーアム教育 ―英国チャーチル・ミュジーアムの事例/岡田香子
制作の現場から
世界的プロフェッショナルアーチストキャリアの作り方 -横浜ダンスコレクション-Rの軌跡とそのマネジメント/石川洵
研究エッセイ
制作スタッフ育成マニュアルの試みースキルの伝承をめざしてー/井原麗奈
文化のテクスト
ドメスティック・クラフツと「センシビリティ」―’Mrs. Delany and Her Circle’(New Haven & London, 2009-10)をめぐる新たな提起―/山﨑稔惠
第11回全国大会報告
第12号
巻頭論説
三・一一をこえて 社会包摂型のアーツマネジメントへ/志賀野桂一
研究論文
企業メセナ活動における企業と子どもたちの交流「TOAトライヤル・ウイーク」シイリーズの感想文分析/吉村真也
近代日本にみる公会堂の公共性 明治後期から昭和初期までの京阪神を中心に/井原麗奈
ミュージアムにおける市民のまなざしの行方 戸隠地質化石博物館(ミドルヤード)の意味/土屋正臣
米国ウオーカー・アート・センターの教育普及プログラム-子どもへのアプローチを中心に-/竹内晋平
大学でAM教育を受けた若手人材の人的資本の形成/石川緋名子
事例報告
淀川テクニックの≪チヌ≫制作過程をたどって 2010~2011年、大阪にてー/中西美穂
マンガ・アニメを生かした地域再生の取組 妖怪のまちづくりを進める境港を事例として/野田邦弘
書評
松本茂章 『官民共同の文化政策 人材・資金・場』/片山泰輔
藤野一夫 『公共文化施設の公共性 運営・連携・哲学』/椎原伸博
第12回全国大会報告
第13号
巻頭論説
ホールマネジメントエンジニア育成の試み/藤原恭司
劇場法特集
劇場・音楽堂等の活性化に関する法律制定の意義と課題/片山泰輔
我が国の劇場・音楽堂の現状ー既存統計・調査からみた実態/石川緋名子
劇場法の求める人材と地域政策ーSPACを事例に/松本茂章
劇場法がもたらす公立文化施設の新たなすがた/伊東正示
劇場の活性化に向けて/宮崎刀史紀
研究論文
アジア・太平洋戦争期における厚生音楽運動-そのアマチュア活動を中心に-/寺田卓也
英国の美術大学におけるPractice-based PhD実施にあたって 何が問題にされたか/佐久間華
生きる力を育むワークショップ型授業の実施に向けて-芸術教育に関する小学校教員の全国調査の結果をもとに-/福島茂美
事例報告
NPOと大学の連携によるアウトリーチ活動-芸術と教育の連携滋賀モデルでの新しい試み-/林睦
海外の市民活動に学ぶ-SHAPE国際図書館ギャラリーにおける東日本大震災被災地支援を目的としたチャリティ展の活動報告ー/ウエリオン松田佳子
森林公園アートフェスタにおける3年間の成果と課題/奥西麻由子
エッセイ
行政におけるAM専門職の役割と可能性-豊島区での5年間を振り返って-/高井正明
海外報告
都市型音楽祭のふたつの顔/藤野一夫
書評
吉澤弥生 『芸術は社会を変えるか?-文化生産社会学からの接近』/小林真理
第13回全国大会報告
第14号
巻頭論説
神戸・生糸・デザイン「デザイン・クリエイティブセンター神戸」の現場から/芹沢高志
研究論文
舞台芸術におけるアートマーケティング理論の展開と論点-聴衆との価値の共同創造への視点-/志村聖子
オルタナティヴ・スペースにおけるAMに関する一考察 -ニューヨークのNPO Franklin FurnaceArchive,Inc.を事例に/登久希子
研究ノート
演劇を用いた防災ワークショップデザイン-タイの災害弱者に対するコミュニケーション教育の意義と課題-/信藤博之
あいちトリエンナーレ2010長者長会場の決定過程 -まちづくりを標榜したのか、しなかったのか-/吉田隆之
事例報告
大学生による小学生のためのコンサートの企画と運営-神戸大AM研究会の活動報告-/寺田卓也
エッセイ
芸術分野でのファンドレイジングの可能性と意義-日本芸術文化振興基金の設立と募金を例として-/渡辺道弘
特集記事
第1回日韓AMシンポジウムに参加して
①山田 純
②梶田美香
③林健次郎
全国大会
第14回全国大会をめぐる神戸からの報告/松本茂章
書評
小暮宣雄『AM学 芸術の営みを支える理論と実践的展開』 /藤野一夫
山岸淳子『ドラッカーとオーケストラの組織論』/志賀野桂一
高田和文・松本茂章編著『SPACの15年 -静岡県舞台芸術センターの創造活動と文化政策をめぐって-』/宮崎刀史紀
第14回全国大会報告
第15号
巻頭論説
厚生芸術入門/山本和弘
研究論文
大阪市中央公会堂 貴賓室(接待室)の天井画・壁画の公共性に関する考察/井原麗奈
文化庁のまなざし-浪花節のレコードをめぐって-/大久保真理子
インドネシア現代美術の場におけるAMの形態
-ヘリ・ペマッド・アートマネジメントを事例に-/廣田 緑
研究ノート
都市型芸術祭あいちトリエンナーレの発展的継続性-横浜、神戸、新潟、大阪、愛知の比較から-/吉田隆之
アメリカにおけるミュージアムの教育プログラム -東部の美術系ミュージアムを中心に-
/堀口裕美、信藤浩伸、岡田猛
報告
第12回AM国際会議に参加して/五島朋子
AM分野におけるインターゼミナールの試み/片山泰輔
書評
野田邦弘 『文化政策の展望ーAMと創造都市』/松本茂章
ジャック・ラング(塩谷敬訳)『ルーブル美術館の闘い-グラン・ルーヴル誕生をめぐる攻防』/志賀野桂一
タイラー・コーエン(石垣尚志訳)『アメリカはアートをどのように支援してきたか 芸術文化支援の創造的成功』/椎原伸博
熊倉純子(監修)菊池拓児+長津結一郎(編)『アートプロジェクト 芸術と共創する社会』
/椎原伸博
第15回全国大会報告
第16号
巻頭論説
文化芸術の振興に関する基本的な方針について/椎原伸博
上記方針に見る雇用環境ー重点戦略二を中心にー/岸正人
文化遺産の効用ー重点戦略三を中心にー/新田秀樹
第4次基本方針が描く近未来の姿/伊東正示
研究論文
公会堂と「社交」-戦前期における利用者の社会階層を視点として-/井原麗奈
第二次世界大戦後のベルギーにおける文化政策とルエン・マグリットの協働関係/利根川由奈
研究ノート
地方ミュージアムにおけるメンバーシップ制度に関する考察/安藤美奈、橋本幸子
調査報告
病院への音楽アウトリーチの実践における課題と考察/三木隆二郎
美術作品を活用した学習の理論と実践ーVTSのワークショップ参加からー/木下綾
書評
松本茂章「日本の文化施設を歩く官民協働のまちづくり」/古賀弥生
松尾豊「パブリックアートの展開と到達点」/椎原伸博
ユルゲン・メイヤー(日高孝之訳)「ホールの響きと音楽演奏会」/坂口大洋
フィリップ・ヤノウイン(京都造形大 訳)「どこからそう思う?学力をのばす美術鑑賞ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ」/田中修二
大関勇気「音楽業界金のバイブル キャパ200完売への道」/志賀野桂一
パブロ・エルゲラ(SEA研究会 訳)「ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門」
/長津結一郎
文化のテクスト
加川広重の巨大絵画三部作/藤野一夫
シンポ報告
第2回日韓AMシンポジウム報告/梶田美香
第16回全国大会報告
第17・18合併号
巻頭言
日本アートマネジメント学会会長 松本茂章
企画特集
[アジアの文化政策]
アートマネジメントのアジアモデル確立に向けた模索/片山泰輔
韓国における国主導の文化政策の変遷に関する一考察/閔鎭京
多民族国家マレーシアの文化政策
—「国民文化政策」と芸術支援をめぐる社会制度について/谷地田未緒
論文
知識と記憶が導く舞台芸術鑑賞者の心理変容/堀田治
研究ノート
我が国のアートマネジメント人材における能力開発の現状と課題 若手及び中堅職員を対象にした実態調査の結果から/石川緋名子
旧小樽区「公会堂使用決裁簿」(大正9?13年度)の史料的価値について/井原麗奈
アートツアーにおける出来事と体験の分析/熊谷麻友子、中村美亜
創造集団が運営する劇場と地域住民の関係構築に関する考察 住民を対象とした質問紙調査をもとに/五島朋子
札幌国際芸術祭のアウトプット評価―定性的分析―/吉田隆之
実践報告
「地域+大学」連携によるアートマネジメントの可能性を探る
-芸術系大学と地方自治体・企業との連携による地域活性化に関する実践報告-/宇田川耕一
ワオンプロジェクト活動報告(2007年~2017年)/田中冬一郎
ファシリテーターとして、「学び合う」ことへの挑戦と模索-文化施設以外での対話型鑑賞の継続的な実践を通じて/谷口彩
企業メセナ活動における,企画設計・手法による付加価値の創出 TOA Music Workshopの実践報告/吉村真也
レポート
大学キャンパスのパブリック・アート: カリフォルニア州立大学ロングビーチ校を事例に/木下綾
エッセイ
「第11回アジア・アーツマネジメント会議inヤンゴン」報告/中西美穂
学会情報
第17回日本アートマネジメント学会全国大会報告
第18回日本アートマネジメント学会全国大会
2016・2017年度春の講演会
学会消息
第19号
巻頭論説
転機に立つ日本のアートマネジメント教育/渡辺通弘
研究ノート
芸術祭の地域コミュニティ形成への影響ーいちはらアート×ミックスを事例にー /吉田
隆之
鑑賞者行動における文脈の交差:SNSの可能性と課題ーReborn-Art Festival 2017を事例にー/佐野直哉
フランスのDUMI(音楽家国家資格)に求められる資質と活動ー資格取得者の視点を踏まえて―/柳澤藍、森勇、永島茜
歌舞伎学習を通した学校と文化芸術団体の協働と生徒の学びの実態/川見 夕貴
地域プロ・オーケストラにおける来場者の特徴の可視化と課題抽出/西田紘子、リシェツキ多幸、大澤寅雄
企画
日本アートマネジメント学会全国大会20年の軌跡
学会情報
日本アートマネジメント学会 第19回全国大会 テーマ「未来を生き抜くアートの現場」
日本アートマネジメント学会 第20回記念全国大会 テーマ「アートマネジメントの20年」
第20号
研究論文
アート非鑑賞者の認識と行動-バレエ無関心層の市場調査-/堀田 治
感情極性辞書とテキストマイニングによる観光地型美術館利用者のSNS発言と来館者数の関係性分析-金沢21世紀美術館を事例として-/杉原 洋介
研究ノート
アートプロジェクトにおける外国人住民の表象と社会包摂-映像展示作品「Their history, to be our story」を事例に/楊 淳婷
障害のある人が表現活動に関わる場におけるファシリテーションの分析に向けた考察-演劇・ダンスワークショップへのフィールドワークを通じて-/長津 結一郎、中山 博晶、藤原 健司
米国百貨店ワナメーカーのアート・ギャラリー開設と三井呉服店/田中裕二
企画特集
あいちトリエンナーレからの問題提起/吉田隆之、片山泰輔、小林真理、志村聖子、藤野一夫
学会情報
日本アートマネジメント学会 第21回全国大会<金沢> テーマ「文化施設と観光」
書評
谷口文保著『アートプロジェクトの可能性 芸術創造と公共政策の共創』/柴田 尚
松本茂章編著『岐路に立つ指定管理者制度-変容するパートナーシップ』/藤井 克