学会誌
会員による研鑽の成果が日本におけるアートマネジメント研究の促進と発展に資することを目的に『アートマネジメント研究』(2000年9月創刊)を発行しています。内容はエッセイ、研究論文、調査報告、展覧会評、上演評、書評等の評論、施設および事業紹介等とし、編集は本会編集委員会、発行は美術出版社、書店販売をおこなっています。 当分の間、年一回発行いたします。
投稿について
『アートマネジメント研究』第26号 応募要項
日本アートマネジメント学会の機関誌『アートマネジメント研究』第 26号について、以下のとおり会員からの投稿を募集します。
1.投稿資格
日本アートマネジメント学会会員(学生会員を含む)
2.投稿分野
(1)論文 20,000 字以内
いわゆる「原著論文」。学術的オリジナリティを重視します。
2名以上の匿名による査読にもとづき採否を決定します。
(2)研究ノート 15,000 字以内
「論文」までの完成度に至らないが、学術的貢献がみられる論稿。
2名以上の匿名による査読にもとづき採否を決定します。
(3)実践報告 10,000 字以内
実務家による現場からの実践報告。編集委員会において、
内容及び雑誌全体のバランス等を考慮のうえ、採否を決定します。
なお、研究者の立場で執筆する「事例研究」は上記の「研究ノート」でご投稿ください。
(4)レポート 8,000 字以内
イベント参加報告、国際学会参加報告等、会員の経験の報告。編集委員会において、
内容及び雑誌全体のバランス等を考慮のうえ、採否を決定します。
(5)エッセイ 5,000 字以内
会員による気軽な論稿。編集委員会において、内容及び雑誌全体のバランス等を考慮のうえ、
採否を決定します。
3.発行スケジュール
2026年3月(予定)
*諸事情により遅れることがあります。
4.応募方法
以下の情報をそえて、2025年4月29日(火)24 時までに、電子メールにて。
編集委員会までお申し込みください。
なお、申込みいただいたすべての会員に対して5月3日(土)までに受領確認のメールを送りますので、必ず確認してください。
■応募に際しての記載事項
①氏名、②所属部会、③会員種別(正会員 or 学生会員)、④所属・職名、
⑤投稿分野、⑥タイトル、⑦概要(400 字程度)
■申込先メールアドレス
henshu.jaam@gmail.com
お申込みいただいた会員の皆様には5月4日頃までに、「投稿にあたっての注意事項」を
お送りしますので、それにしたがって6月2日(月)24時までに原稿を提出してください。
なお、以下の点についてはあらかじめご留意ください。
・論文及び研究ノートについては、掲載時に英文の概要が必要になります。
・「抜き刷り」は作成しません。
・執筆要項にしたがった原稿が提出されない場合、掲載を見送る可能性があります。
・現在、オープンアクセス化についても検討中(詳細が決まり次第,おって連絡いたします)。
5.投稿料・掲載料
・投稿料
採否にかかわらず、1 件の投稿につき、5,000 円をお支払いただきます。
投稿(6月2日締切)の際にお支払いいただきますのでご了承ください。
・掲載料
掲載が決まった原稿については、掲載料をお支払いただきます。
掲載料は掲載誌 1 ページあたり 2,000 円となります。
『アートマネジメント研究』第25号

【会員投稿】
[論文]
・美術の通信教育の変遷と学習者の多様化に関する分析―江戸時代中期から現代までの生涯学習者像―/井出温美
・都市の転換点を乗り越えるための産業の文化資源化―鉄鋼都市・リンツ市における事例研究―/蒔野真彩
・障害者との共創的芸術実践における大学生の意識変化―成蹊アートプロジェクト2022を事例として―/槇原 彩
・外国人単身滞在者の演劇ワークショップへの参加プロセスとその後の生活の変化―兵庫県小野市「ワークショップ にほんごであそぼう!」を事例に―/南田明美
[研究ノート]
・公立文化施設におけるアウトリーチ実態調査―クラシック音楽分野における演奏者と担当者の関係性に焦点を当てて―/梶田美香
・子どもをとりまく課題に取り組むアートプログラムのアクションリサーチ―インケアのワークショップから地域交流を企図したアートなお祭りへの発展―/酒井雅代
・日本のアーツ・マネジメント初期の教育,受容と変遷/中尾知彦
・大学における鑑賞教育プログラムの実践研究―宝塚大学東京メディア芸術学部の鑑賞教育プログラムを事例として―/橋口静思
・コミュニティダンス雑誌Animated(1997-2024年)にみる「Creativity 創造性」概念に関する一考察/堀内まゆみ
・直営劇場の専門的な人員体制のあり方―長久手市文化の家を対象としたケーススタディ―/山本宗由 生田 創
[実践報告]
・アミーキティア管弦楽団の10年―「社会の中のオーケストラ」が開いた音楽表現―/常盤成紀
・看護学生発,ホスピタルアートへの挑戦―医科大学附属病院外来棟における慰問型ヘルスケアアート実践報告―/増田 恵
・札幌文化芸術交流センターSCARTSにおける文化芸術活動支援―公立文化施設が有する中間支援機能について―/松本桜子
・異分野との掛け合わせによるアートへの興味向上を目指したワークショップの設計―美容との関係性を入り口にしてアートへの関心を向上させるワークショップに関する実践報告―/山脇竹生 吉見紫彩
【学会賞】
宜野座村文化のまちづくり事業実行委員会:宜野座村文化センター「がらまんホール」
沖縄県宜野座村文化センター「がらまんホール」が、コロナ禍において製作したドキュメンタリー映画『ウムイ~芸能の村~』の海外・国内への発信事業、および映画と演舞の実演を融合させた新手法の考案/小越友也
【学会情報】
[全国大会報告]
日本アートマネジメント学会 第26回全国大会<札幌>
テーマ「まなぶ、つくる、ささえる ~アートの現場が見つめる未来」