日本アートマネジメント学会
学会誌

日本アートマネジメント学会全国大会

第11回 第10回 第9回 第8回 第7回
第11回全国大会

「地域再生のためのアートマネジメント」

日程 2009年11月28日(土)・29日(日)
会場 東北大学百周年記念会館 川内萩ホール
主催 日本アートマネジメント学会
共催 東北大学川内萩ホール

  縮小化が進展する中で地域の様々な再生手法が語られている。しかし理念から実践に移行する段階で多くの障壁が立ちはだかり、実のある再生に結びつかない多くの現実も存在する。
  予算、制度、人材、場所・・等の地域が抱える課題は多岐にわたるが、それらのブレークスルーの鍵として、地域内外の有効なネットワークの構築がある。人と人、場所と場所、芸術と社会をつなぐ ネットワークの形成を主眼としてきた、アートマネジメントの研究や実践は、これらの地域ガバナンスの有効な理念や手法として捉えることができるのではないだろうか。
  場を共有するフィールドの創出、地域のアート資源をつなぐエリアマネジメントとしての方法論、多様な参画を可能にする施設マネジメント等の論点が浮き上がる。
  従来の施設運営論、文化政策論からの新たな展開として、第11回日本アートマネジメント全国大会では、地域再生のためのアートマネジメントの可能性を議論する場を設定してみたい。
  皆さんの活発な発表や議論を期待しています。

第11回全国大会実行委員会委員長  坂口 大洋(東北大学)

     

■プログラム
11月28日(土)


11:00開演
(10:30開場)

15:00開演
(14:30開場)
ファミリーレクチャーコンサート


小曽根真ピアノソロ

主催/(財)東北大学研究教育振興財団 東北大学 仙台放送
後援/(財)仙台市民文化事業団
協力/日本アートマネジメント学会
18:30〜 懇親会 市内中心部(予定)

11月29日(日)

10:00〜 受付開始
10:20〜10:40 開会および全体会@東北大学川内萩ホール
10:50〜11:30 施設見学会(希望者のみ・グループに分かれます。)
11:45〜12:45 昼食休憩(代表会:応接室)
13:00〜14:15 分科会A-1 分科会B-1 分科会C-1 @会議室

分科会A-1 会議室1 「ホール・ミュージアムのマネージメント」
司会 藤井克(世界劇場会議名古屋)

多国籍企業型メセナモデル
―Pillip Moris Art Awars プログラム分析より―
平田雅(慶応義塾大学)

地域におけるプロフェッショナル・オーケストラ
小山文加(東京芸術大学)

「オペラ実験工房」が果たした役割
―グリーホール相模大野における17年間の自主事業の意味―
芦川紀子(九州大学)

分科会B-1 会議室2 「教育普及」
司会 武濤京子(昭和音楽大学)

アートマネジメントを用いた「人間の安全保障」の新展開
井出明(首都大学東京)

プログラム冊子におけるアーティスト・プロフィールが果たす役割
―ショパン国際音楽祭の事例―
小谷多幸(九州大学)

どこの区立小に行っても鑑賞できるアウトリーチ
三木隆二郎(NPOトリトン・アーツネットワーク)

分科会C-1 会議室3 「文化政策と地域連携」
司会 片山泰輔(静岡文化芸術大学)

“感性”を基盤とした大学とユーザーとの交流の「場」
「九州大学大橋サテライト」
後藤道子(九州大学)

京阪神3都の自治体文化政策の差異について
松本茂章(高知女子大学)

都心部旧市街地の再活性化への一考察
青木勝芳(NPO都市資源開発センター)
14:30〜15:45 分科会A-2 分科会B-2 分科会C-2 @会議室

分科会A-2 会議室1 「ホール・ミュージアムのマネージメント」
司会 新田秀樹(宮城教育大学)

公立美術館における教育普及活動
―1980年代以降の都道府県・政令指定都市美術館における推移―
鈴木慶一(静岡文化芸術大学)

音楽祭による都市の価値創造
―福岡古音楽祭を例に―
志村聖子(九州大学)

分科会B-2 会議室2  「アートマネジメント教育の実践」
司会 田代久美(宮城大学)

音楽芸術と社会を結ぶ音楽教育の必要性
兵子絵美(名古屋芸術大学)

「しんゆり・芸術のまち」をフィールドとした多角的なマネジメント教育の試み
武濤京子・古橋祐・赤木舞(昭和音楽大学)

アーツ・マネジメントの定義をめぐって
―アーツ・マネジメント教育からのアプローチ―
中尾知彦(静岡文化芸術大学)

分科会C-2 会議室3 「文化政策と地域連携」
司会 椎原伸博(実践女子大学)

負の遺産を抱える地域の観光展開における博物館の役割
―熊本県水俣市を事例として―
庄子真岐(東北大学)

アーティストの都市空間
両澤けよう(神戸大学)

映像文化に関するアートマネージャーの育成
小川直人(せんだいメディアテーク)
16:00〜17:45 シンポジウム
「地域再生のためのアートマネジメント―東北における実践から―」

パネリスト
鷹山ひばり(青森県立美術館館長)
市村浩一(酒田ロケーションボックス)
大沼伸治(旅館大沼 五代目湯守)
司会
志賀野桂一(東北文化学園大学教授)
17:30〜17:45 閉会

■参加申し込み方法
大会参加希望者は下記の内容を明記の上 FAX又はE-mailにて下記までご連絡下さい。
氏名 所属 連絡先(住所 電話 E-mail) 会員の有無
  学生又は一般の別 希望の分科会 懇親会の参加の有無

■申込先
<日本アートマネジメント学会第11回全国大会事務局>

(日本アートマネジメント学会東北部会事務局)
e-mail : sakaguti@tjogi.pln.archi.tohoku.ac.jp
東北大学大学院 都市・建築学専攻 坂口大洋 宛
〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6
東北大学大学院 工学研究科 都市・建築学専攻 都市及び建築計画学講座
Tel&Fax:022-795-7882
URL http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaam/

■参加費

・参加費 会員:2,000円、学生(会員・非会員とも):1,000円、一般:3,000円
・懇親会費 5,000円

※参加費および懇親会費は、11月21日までに、郵便振替にてお支払いください。当日受付にてお支払いいただくことも可能ですが、混みあうことも予想されますので、事前の払い込みをお勧めします。

郵便振替口座

口座記号番号 02200-43300
加入者名 日本アートマネジメント学会東北部会

※ご依頼人名を記入の上、通信欄に支払い金額の内訳(会費の区分、懇親会費等)をご記入ください。

追記|第11回全国大会:懇親会と関連企画

1.懇親会

日程 11月28日(土) 18:30〜20:30
会場 せんだいメディアテーク1階 クレプスキュール
http://www.smt.jp/
http://www.smt.city.sendai.jp/smt/facilities/crepuscule_cafe/
懇親会会費 一般5,000円 学生3,000円

2.関連企画
平成21年11月28日(土)

■11:00開演(10:30 開場) ファミリーレクチャーコンサート
(出演:中川賢一 高橋麻子)
大人 1,000円 小人(中学生以下) 500円
■15:00開演(14:30開場) 小曽根真ピアノソロ
S席5,000円 A席4,500円
*未就学児童の入場は不可

主催)(財)東北大学研究教育振興財団 仙台放送 東北大学
後援)(財)仙台市市民文化事業団
協力)日本アートマネジメント学会

**チケットは学会では扱っておりません。**
**お手数ですが下記にてご購入ください。**

■ファミリーレクチャーコンサート

【プレイガイド】
 ローソンチケット
 (Lコード:24321、TEL:0570-084-002)/藤崎/三越仙台店
【お問合せ】
 仙台放送 TEL:022‐268‐2174
 仙台放送エンタープライズ TEL:022-268-2174

■小曽根真ピアノソロコンサート

【プレイガイド】
 チケットぴあ
 (Pコード:334-401、TEL: 0570-02-9999)
 ローソンチケット
 (Lコード:24349、TEL: 0570-084-002)/藤崎/三越仙台店
【お問合せ】
 仙台放送 TEL:022‐268‐2174
 仙台放送エンタープライズ TEL:022-268-2174

第10回全国大会

「アートマネジメント〜未来のつくり手、未来のつなぎ手」

日程 2008年11月29日・30日
会場 昭和音楽大学 南校舎
主催 日本アートマネジメント学会
共催 昭和音楽大学

1998年に設立された日本アートマネジメント学会は、このたび第10回の全国大会を開催するはこびとなりました。
芸術をめぐる社会・経済環境が大きく変化する中、「アートマネジメント〜未来のつくり手、未来のつなぎ手」というテーマのもと、アートマネジメント人材の問題を学会として真剣に議論していきたいと考えています。会員による意欲的で多彩な研究発表も用意されています。学会内外から多くの皆様のご参加をお待ちしております。
なお、開催にあたりまして、ご多忙中記念講演をお引き受けいただきました青木保文化庁長官、第10回大会にふさわしい素晴らしい会場をご提供いただきました昭和音楽大学様をはじめ、ご協力いただきました皆々様に心から感謝申し上げます。

大会実行委員長 片山 泰輔 (関東部会部会長/静岡文化芸術大学准教授)

     

■プログラム
11月29日(土)

12:30〜 受付開始:昭和音楽大学南校舎
13:00〜 開会
ご挨拶
利光 功 (日本アートマネジメント学会会長)
記念講演「グローバル化時代の文化交流とアートマネジメント」
青木 保(文化庁長官)
14:00〜 シンポジウム
「アートマネジメント〜未来のつくり手、未来のつなぎ手」
事例紹介
  • 長津 結一郎(東京藝術大学大学院)
    東京藝術大学と取手アートプロジェクト(TAP)
    ―インターンシップ制度《TAP塾》を通じて
  • 安間 雅則(昭和音楽大学大学院)・白井 沙緒里(昭和音楽大学)
    昭和音楽大学の新百合ヶ丘での実践的とりくみ
  • 高井 真明(豊島区文化デザイン課・静岡文化芸術大学卒)
    静岡文化芸術大学におけるアートマネジメントプログラム
    ―地域と連携した人材育成への課題―
  • 岡本 結香(神戸大学大学院)
    神戸大学:アートマネジメント教育による都市文化再生
    ―学生+職員+研究員として―
  • 林 暁甫(特定非営利活動法人BEPPU PROJECT)
    BEPPU PROJECTと立命館アジア太平洋大学
パネリスト
櫻井 あゆみ(NPO法人トリトン・アーツ・ネットワーク)
高萩 宏(東京芸術劇場副館長)
美山 良夫(慶應義塾大学アートセンター教授)
鈴木隆敏(慶應義塾大学大学院アートマネジメント分野講師、元(財)箱根彫刻の森美術館理事長兼館長、上野の森美術館館長)
   ほか
コーディネーター
片山 泰輔(静岡文化芸術大学文化政策学部准教授)
17:00〜 全体会・部会報告
18:00〜 懇親会 イタリアンレストラン「イル・カンピエッロ」(昭和音楽大学内)

11月30日(日)

9:00〜 受付開始:昭和音楽大学南校舎
9:20〜11:30 フィールドワーク「芸術のまち」新百合ヶ丘探訪
劇場、文化施設、教育機関などの様々な文化資源が集中する、小田急線新百合ヶ丘駅を中心 とした川崎市麻生区は、川崎市により「芸術のまち」として位置づけられています。その中でも、2007年に開館したばかりの個性豊かな二つの施設(川崎市アートセンター、テアトロジーリオショウワ)を見学いたします。
川崎市アートセンターは、映画と演劇のための二つの小空間を持つほか、自由に映像編集などもできる機材を有し、高度な専門性とユニークな個性を備えています。昭和音楽大学テアトロジーリオショウワは、高度な舞台機構を持つ、オペラやバレエなどをはじめとする舞台芸術の創造空間であると同時に、地域に開かれた劇場をめざして大学全体で様々な取組を行っています。
「ジーリオ」とはイタリア語で「ゆり」であり、地域にちなんだ名前が付けられています。当日は藤原歌劇団《ラ・ボエーム》公演日でもあり、上演直前の舞台の雰囲気もお楽しみいただけることでしょう。多くの方のご参加をお待ちいたします。
※定員:30名(申し込み先着順)
参加者は9時20分に川崎市アートセンター入口集合になります。  
9:30〜 ラウンドテーブル     
「採ってもよい人材〜アートマネジメントを学んだ学生の魅力と弱点〜」   
大学生の就職においてアートマネジメントを学んできた学生は、採用担当者の目にはどのように映るのでしょうか。本ラウンドテーブルでは、ホールや美術館、芸術団体だけでなく、一般の企業や団体なども含め、様々な業種の社員・職員(出身者)にその本音を語ってもらいます。アートマネジメントを学ぶ学生の皆さん、アートマネジメント教育関係者の皆さんには必見のセッションです。   
パネリスト:文化施設、芸術団体、財団、自治体、一般企業等の社員・職員など
コーディネーター
伊東正示(株式会社シアターワークショップ代表)
12:40〜 分科会
12:40〜14:00 A) 音楽活動と市民
B) アートと医療・福祉
C) アートと学習・体験
D) 音楽文化と社会
14:10〜16:10 E) 地域と文化事業
F) マーケティングとアドヴォカシー
G) 地域社会とアートマネジメント
 
A)音楽活動と市民
座 長:山ア 稔惠(関東学院大学)
副座長:永島 茜(武庫川女子大学)
  • 柳川 安代(四万十川国際音楽祭実行委員会)
    音と音楽との関係
    ―四万十固有の音はあるのだろうか―
  • 森 聡子(国際文化研究所)/藤井 克(NPO法人世界劇場会議名古屋)
    アマチュアオーケストラの活動実態に関する研究
B)アートと医療・福祉
座 長:荻野 哉(大分県立芸術文化短期大学)
副座長:河原 啓子(日本大学非常勤講師)
  • 長津 結一郎(東京藝術大学大学院)
    エイブル・アートの展開に関する一考察
    ―マイノリマジョリテ・トラベルの活動を分析して
  • 山口 祥平(首都大学東京)
    芸術表現としてのプロセスマネジメント
    ―地域精神医療と芸術表現の領域横断プロジェクト―
C)アートと学習・体験
座 長:高橋 幸次(日本大学)
副座長: 林 睦(滋賀大学)
  • 越野 清実(プラスリラックスアートクラブ)
    鑑賞者の自立的行動に関する実践的研究
    ―京都国立近代美術館の学習支援活動を活用して―
  • 市川 志帆(豊島区文化観光課)
    子どもにアート体験を!
    ―保育園派遣文化体験プログラムを例に―
D)音楽文化と社会
座 長:芦川 紀子(九州大学大学院)
副座長:古橋 祐(昭和音楽大学)
  • キム ヒヨン(九州大学大学院)
    メディアの変化により異なる音楽文化とマネジメントへの影響
  • 高岡 智子(神戸大学大学院)
    ユダヤ人亡命作曲家と映画音楽成立史
    ―芸術と娯楽の狭間で―
E)地域と文化事業
座 長:志賀野 桂一(東北文化学園大学)
副座長:藤井 克(NPO法人世界劇場会議名古屋)
  • 小岩 信治(静岡文化芸術大学)
    学館連携と地域文化創出:「静岡文化芸術大学の室内楽演奏会」を例に
  • 木下 朝美(相模女子大学短期大学部非常勤講師)
    エキシビション・プログラム―学生企画による学生作家の展覧会
    相模原市民ギャラリーのアート・プロデューサー育成プログラム
  • 五島 朋子(鳥取大学地域学部附属芸術文化センター)
    文化事業を評価する試み―鳥の演劇祭を事例に―
F)マーケティングとアドヴォカシー
座 長:中尾 知彦(静岡文化芸術大学)
副座長:荒井 隆志(花王株式会社)
  • Lodola Stefano(早稲田大学大学院)
    イタリア人オペラ歌手・ショーマンによる国内クラシック音楽市場の調査と公演の民主化と採算性のための独創的な文化活動の計画
  • 藤木 周(名古屋芸術大学)
    芸術教育の経営:アメリカにおける芸術教育アドヴォカシー
  • 山田 真一(横浜美術短期大学)/赤木 舞(昭和音楽大学)
    アウトリーチとマーケティングの分岐点
G)地域社会とアートマネジメント
座 長:松本 茂章(高知女子大学)
副座長:伊東 正示(シアターワークショップ)
  • 井出 明(首都大学東京)
    災害復興におけるアートマネジメントの役割
  • 山森 達也(静岡文化芸術大学大学院)
    創造都市に求められるソーシャルキャピタルについて
    ―相模原市に居住するアーティストとアートに対する市民の反応から―
  • 美山 良夫(慶應義塾大学)
    アート・マネジメント研究と「観光」の関係域・問題圏
16:20〜16:50 まとめセッション
第9回日本アートマネジメント学会全国大会

会期 2007年11月24日(土)
会場 大蓮寺・應典院(大阪天王寺区)
関連企画 プレイベント 11月23日(金・祝)午後1時30分〜5時30分
終了後ウェルカムパーティー
  エクスカーション 11月25日(日)午前9時30分〜午後
上町台地(應典院)界隈/
大阪港周辺&大阪シアターパーク
主催 日本アートマネジメント学会
協力 大蓮寺・應典院
同志社大学大学院総合政策科学研究科
大会テーマ 「パートナーシップ・複雑系」

[趣旨]
日本アートマネジメント学会の設立総会は1998年10月17日、仙台市で開かれました。誕生から10年目を迎える大きな節目の年に、第9回全国大会が2007年11月24日、大阪市天王寺区の劇場寺院・應典院(おうてんいん)で開催されます。大会テーマとして「パートナーシップ・複雑系」を掲げました。 大阪での全国大会は「未来への文化投資」と題した第3回大会(2001年11月)以来、6年ぶりの開催です。
会場となる應典院は、1997年に再建された浄土宗の寺院で、本堂は劇場として使えるように設計され、年間3万人の若者たちが出入りするユニークなお寺として知られています。2007年は應典院再建の10周年にあたることから、今回の全国大会を記念事業のひとつに位置づけていただき、全面協力を得ることができました。
11月24日(土)の大会当日に加え、前日の23日(金・祝)にはアート・プロデューサーの北川フラム氏をゲストに迎えたプレイベント「アートが変える〈まち〉の風景」を、翌日の25日(日)には上町台地や大阪港、大阪城公園周辺の文化施設をめぐるアートツアーを企画いたしまして、会員同士の連携・恊働を目指します。会員以外の参加も歓迎いたします。晩秋の3日間、大阪で開かれる日本アートマネジメント学会第9回全国大会に奮ってご参加ください。

大会実行委員長/関西部会長 松本茂章

プログラム

9時〜 受付
9時45分 開会宣言・学会長挨拶
10時〜10時25分 イントロダクション「アート説法」秋田光彦 師
(大蓮寺・應典院 住職)

テーマセッション 10時30分〜12時30分

第1分科会 ビジネス《環境整備と指定管理者》
会 場=本堂ホール
座 長=中川幾郎(帝塚山大学)

第2分科会 ワーク《人材育成と社会基盤》
会 場=研修室A
座 長=小暮宣雄(京都橘大学)

第3分科会 コミュニティ《地域とパートナーシップ》
会 場=研修室B
座 長=藤野一夫(神戸大学)

ランチパーティー「アートなランチは小宇宙!」 12時40分〜14時 パドマ幼稚園

キーノートスピーチ 14時15分〜15時 本堂ホール
「パートナーシップの着地点」
新川達郎(同志社大学大学院総合政策研究科長・教授)

シンポジウム 15時10分〜16時50分 本堂ホール
「パートナーシップ解体新書」
パネリスト
柿木央久(くいだおれ不動産 常務)
新川達郎(同志社大学大学院総合政策研究科長・教授)
引本由香里(大阪ガス エネルギー・文化研究所 客員研究員)
山納 洋(大阪21世紀協会 コラボレーションセンタ―・
チーフプロデューサー)
コーディネーター
松本茂章(県立高知女子大学教授・関西部会長)

総括セッション 17時〜17時30分 本堂ホール

クロージングセッション ―情報交換― 17時35分〜18時

第8回日本アートマネジメント学会全国大会
会期 2006年11月25日(土)
会場 大分県立芸術文化短期大学

[趣旨]
2005年5月、九州部会は大分に発足し、いまやっと一年目を経過したところです。会員も当初は十数名で心もとない感じでしたが、いまでは四十数名にまで増え、研究会も既に五回行って来ました。お蔭様で、地域の関心も深く、入会者は今後さらに増加の見込みですが、他方では既に新たな課題も生まれてきました。部会の名の通り、福岡、熊本、鹿児島、沖縄など九州八県にどうやって会員およびその活動を拡げてゆくのか。いわゆるネットワーク化への取り組みが大きな課題となってきました。
そのような試行錯誤の過程にあるなかで、九州部会は第八回全国大会を大分で開催することとなりました。当初は時期尚早との意見がありましたが、いまではむしろ原点に返って「アートとは何か」、「アートの社会的な役割は」、「アートマネジメントとはどうあるべきか」を考え、併せて九州部会の今後進むべき方向を模索する絶好の機会であると前向きに捉えています。
振り返ってみれば、九州は明治以降日本の近代化のなかで、様々な分野に数多くの芸術家を輩出してきました。また、歴史的な文化遺産も多く、これらのものを起爆剤とした地域起こしの活動も活発です。大分でも同じで、人物では豊後南画の田能村竹田、作曲家の滝廉太郎、彫刻家の朝倉文夫その他がおり、遺産としては国東半島の仏教文化、臼杵をはじめとした石仏、新しくは鏝絵等があり、どれもみな地域をどう活性化するかの貴重な財産としてそれぞれに活用されています。これらの活動のなかで知恵を共有することもアートマネジメントの重要な役割ですが、別府のアルゲリッチ音楽祭のように芸術の価値 を創出する新たな試みもまた、われわれの活動の重要な使命であると言って差し支えないでしょう。
また、現下の芸術活動に目を向ければ、美術・音楽・演劇その他の分野で活躍する人達は、大なり小なり発表の機会をどう得るかについて常々苦心しているのが現状です。あからさまに言えば、「地方」在住の者は皆等しく、経費、集客、評価など様々な問題を抱えています。こうした現実にどう向き合うのかも当会の必須の課題であると言えます。
今回の全国大会ではこのような観点を重視して、シンポジウムについては九州部会としての独自性が出せるよう、大分での芸術活動を事例の中心に据えて意見交換したいと考えています。研究報告に関しては昨年同様、特定のテーマは設けません。会員の自由な論題設定でおこないたいと思います。多くの会員諸氏の参加とともに、各々の部会の、それぞれの地域でのアートの活動や、美術館、ホール等の運営に関して理論的思考、実践の成否を含めた数多い報告を期待しています。

全国大会実行委員長 貞包博幸

プログラム

受付 12時30分〜 人文棟1Fロビー
全体会 13時〜13 時30分 人文棟1F大講義室

研究報告

分科会A
アートマネジメントと教育・実践活動
――心に響く時間――
会 場=人文棟1F大講義室
座 長=竹本義明(名古屋芸術大学音楽学部教授・中部部会)
副座長=内田裕子(大分大学教育福祉科学部助教授・九州部会)

分科会B
アートマネジメントと文化政策・振興
――伝えていく方法――
会 場=人文棟1F101 教室
座 長=椎原伸博(実践女子大学文学部助教授・関東部会)
副座長=松田 聡(大分大学教育福祉科学部助教授・九州部会)

分科会C
アートマネジメントと創造の現場
――生み出される場所――
会 場=人文棟1F102 教室
座 長=坂口大洋(東北大学大学院工学研究科助手・東北部会)
副座長=安松みゆき(別府大学文学部助教授・九州部会)

シンポジウム
16時30分〜18時30分
人文棟1F大講義室
アートと『地方』社会
――パトロネージュの視点から――

パネリスト
生野徳三(竹工芸家)
神 日出男(アルゲリッチ音楽祭初代事務局長)
田井 肇(シネマ5支配人・大分県興行組合理事長)
宗像健一(大分市美術館顧問)
加藤康彦(大分県立芸術会館主幹学芸員)
コーディネーター
田中修二(大分大学教育福祉科学部助教授・九州部会)
荻野 哉(大分県立芸術文化短期大学講師・九州部会)

懇親会 17時〜 学生会館

第7回日本アートマネジメント学会全国大会
会期 2005年11月26日(土)〜27日(日)
会場 横浜赤レンガ倉庫1号館3F
前夜祭 11月25日(金) 「横浜トリエンナーレ2005」メイン会場にて
主催 日本アートマネジメント学会
横浜赤レンガ倉庫1号館
協力 EU・日本創造都市交流2005 事業

[趣旨]
日本アートマネジメント学会は1998 年に設立され、今年度で節目の7年目をむかえることが出来ました。
その間、設立当初の東北、関東、関西の3部会に加え、中部、山陰、そして本年には九州部会が発足し、その活動は地理的な広がりに伴い、ますます活性化している状況です。
学会の活動にとって中心的な役割を担う全国大会は、初年度の東北(仙台)以降、関東、関西、中部、東北、山陰と回を重ね、関東部会にとっては2度目の全国大会を運営することとなりました。前回(2000年)は、玉川大学で開催され、アートマネジメント教育という視点に注目した大会でした。その後、全国大会において学生フォーラムが開催されるようになり、ある程度の成果を残したと自負しております。 今回関東部会が全国大会開催を運営するにあたり、今までの全国大会での成果をもとにしながら、あえて初心に戻るという姿勢を示したく思います。全国大会も学会誌の発行も順調でありますが、今一度立ち止まり「アートマネジメントとは一体何なのか?」「本学会のミッションとは何なのか?」といったことを、じっくり考える機会を持つことは、今後の活動にとって有益であると思います。
とはいえ、ただ後ろ向きであるということではありません。今回は、財団法人横浜市芸術文化振興財団のご協力を仰ぎ、横浜赤レンガ倉庫1号館を会場とし、11 月26 日〜27 日の二日間の日程で行います。 二日間の日程というのは、本学会にとって初めての経験であり、前向きで積極的な活動の表れと思っていただけたら幸いです。また、横浜トリエンナーレの開催時期と重なっており、この地、この時期の利を活かしながら、積極的にアートマネジメントの意義を、ただ学会内部のみだけでなく、広く一般の人々にも伝えることが出来るような運営を行うことが必要となるでしょう。
初心に戻り「アートマネジメントとは何か?」と反省すること、それは関東部会だけに科せられた宿題ではありません。それは、全ての部会、全ての会員にとってのものであるでしょう。無論、実質的な大会運営は、関東部会がその全ての責任を負いますが、出来るだけ多くの会員が、この全国大会を共に作り上げていくという意識を持つことは重要です。そして、そういった意識においてのみ、本学会のミッションも明らかになると信じてやみません。

全国大会実行委員長 椎原伸博

プログラム

■11月25日(金)18時〜21時
前夜祭企画 横浜トリエンナーレ2005 見学会
メイン会場 横浜山下埠頭3号、4号上屋
芹沢高志氏によるガイダンスおよび懇談会

■11月26日(土)午前
協力事業/シンポジウム
「アートが都市社会の新しい地平を切り拓く―EU諸国の創造都市戦略を巡って―」

■11月26日(土)午後
受付 12時30分〜 3F入口
全体会 13時〜13時30分 3Fホール

研究報告 13時40分〜15時15分

分科会1-a アーツと市民運動

座長/伊東正示(シアターワークショップ代表・関東部会)

祭礼と童謡をめぐるアーツマネジメントの可能性
―限界芸術論の展開をふまえて―
織田寿文(京都橘大学大学院文化政策学研究科科目等履修生)
地域におけるアマチュアオーケストラ活動
―四万十市と中村交響楽団―
柳川安代(特定非営利法人なかむら音楽振興会)
インターミディアリー機関としての、ドイツにおける社会文化連盟協会の役割
―連邦とハンブルク州社会文化連盟協会を参考に―
畔柳千尋(神戸大学大学院総合人間科学研究科博士課程)

分科会2-a 美術館と情報技術

座長/榊  眞(元東京都庭園美術館・関東部会)

リアル・バーチャル共存展示からグローバルコモンズとしての美術館へ
小田茂一(NHK)
実践報告:
収蔵品データベースによるコレクション・マネージメント来館者サービスの連携
深瀬 宰(日本写真印刷株式会社)
佐藤みちこ(財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館)

分科会3-a 文化施設と地域社会

座長/藤井 克(NPO 法人世界劇場会議名古屋理事・中部部会)

観光地における歴史的建造物の保存と運営
―熱海市の事例から―
石崎 尚(世田谷美術館)
舞台芸術環境の構築手法の研究
―小劇場集積エリアとしての下北沢の可能性―
坂口大洋(東北大学大学院都市・建築学専攻)
文化施設の連携とガバナンス
松本茂章(大阪商業大学・大阪経済大学)

研究報告 15時25分〜17時

分科会1-b アーツとQOL

座長/河原啓子(日本大学芸術学部講師・関東部会)

障害がある人のためのアート享受によるインフラストラクチャー整備に向けての一試論
―発達障害児と「キャンドル・アート」の可能性を中心に―
飯島えな(文星芸術大学大学院芸術研究科美術理論専攻修士課程)
医療、福祉の現場におけるアートの課題
―Arts Alive 事例報告―
林 容子(尚美学園大学芸術情報学部)

分科会2-b コンテンツ産業

座長/小川直人(せんだいメディアテーク学芸員・東北部会)

イギリス映像コンテンツ産業における多様性・社会的一体性の意義・現況と主要活動プログラム
立岡 浩(花園大学社会福祉学部)
コンテント財の価値に関する研究
内田真理子(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
浜野保樹(東京大学大学院新領域創成科学研究科)

分科会3-b アーツマネジメントの手法と実践

座長/伊豆井秀一(埼玉県立美術館学芸主幹・関東部会)

文化遺産の保存修復に関するマネジメント
―新たな資金調達方法としての「ファンド」の可能性―
奈良真一(京都造形芸術大学大学院芸術文化研究専攻修士課程)
「大阪・アート・カレイドスコープ」展をプロデュース
加藤義夫(加藤義夫芸術計画室・武蔵野美術大学・
大阪成蹊大学芸術学部)
駆け出しアートマネージャーの見た築港赤レンガ倉庫
大阪アーツアポリア事業、5年の軌跡
木下 葵(NPO 法人大阪アーツアポリア)

懇親会 18時〜 3Fホワイエ

■11月27日(日)午前

セッション1 10時30分〜12時

学部学生セッション
「輪―大学、地域、世界を結ぶ―」
コーディネーター 美山良夫(慶應義塾大学文学部教授)
プレゼンテーションおよびディスカッション
竹澤千絵(Sony Music Foundation 企業事業本部係長・
プロデューサー)
横坂康彦(新潟大学教育人間科学部教授)
武濤京子(昭和音楽大学音楽学部助教授)
芦澤美菜・田澤葉月・山崎ことみ・山田道子
(以上、新潟大学教育人間科学部芸術環境創造課程学生)
下山杏里・鈴木 愛・多田和代・丹下千代美
(以上、昭和音楽大学音楽学部音楽芸術運営学科学生)

セッション2 10時30分〜12時

シンポジウム「今あえて問う アートの力」
パネリスト
小暮宣雄(京都橘大学文化政策学部教授)
志賀野桂一(仙台市文化・スポーツ部部長)
芹沢高志(P3 art and environment
エグゼクティヴ・ディレクター、
「横浜トリエンナーレ2005」キュレーター)
藤井 克(NPO 法人世界劇場会議名古屋理事)
コーディネーター
椎原伸博(実践女子大学文学助教授)

■11月27日(日)午後

[公開]シンポジウム 14時〜16時 3Fホール

「文化施設の使命とは?」
パネリスト
石川 洵(財団法人横浜市芸術文化振興財団 横浜赤レンガ倉庫
1号館館長)
岸 正人(財団法人山口文化振興財団制作課長)
鈴木栄子(りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館支配人)
中川幾郎(帝塚山大学法政策学部教授)
コーディネーター
片山泰輔(跡見学園女子大学マネジメント学部助教授)

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